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Stilllive Village:生のアリーナ
Stilllive Village: Life of Arena
パフォーマンスを主軸に共集の可能性を模索してきたStillliveは、今回、円形闘技場・演劇舞台を表す「アリーナ(arena)」に着目し、生そのものに限りなく近いパフォーマンスの場を実験する。最近、世界中の戦争、パンデミック、マイノリティに対する差別を目の当たりにしていると、世の中がまるで人間が角逐する闘技場、または人間だけが主役である舞台に思われることがある。
本作「生のアリーナ」は、あらゆる存在が尊重し合う場をコンセプトに、歓待、交感、治癒、祈り、対話によって生の力、共同体のありうべき姿を体現する。今回会場となる神鍋高原キャンプ場は、約2万年前の火山活動でできた山頂の噴火口とスコリア丘の隣に位置する。そこには人間と自然 が長らく交わしてきた対話の痕跡や、あらゆる生き物の呼吸の温もりが秘められているに違いない。
今回私たちは、大地のエネルギー、自然の恵みによる生の円環を想像しながら、自立共生の村(ビレッジ)を作ることにした。会期中、実際にキャンプ場で共同生活をしながら、ファイヤサークルで焚き火を囲んで、身振り、励まし、呼びかけのような祭儀(パフォーマンス)を行う。それは、Stillliveが試みてきた個々人を認識した上での共集性が、キャンプ場という歴史空間に宿ることで、自然と村を形作っていく凝集の時間と言える。
権祥海・小林勇輝

Stilllive Village:生のアリーナ

Stilllive Village:生のアリーナ

Stilllive Village:生のアリーナ

